国立大学法人
機器・分析センター協議会

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

 

沖縄科学技術大学院大学(OIST)のコアファシリティは、OISTの研究活動を支える重要な役割を担っています。 コアファシリティは、最先端の研究を行うために不可欠な共用機器、資源、技術的専門知識の利用を提供します。コアファシリティは、多岐にわたる研究施設・機器の配備、維持、管理を担っています。これらの研究資源を中央化することで、各研究室が独自に機器を取得・維持しなくても、研究者が最先端の機器を活用できるようにしています。

機器分析セクションは、コアファシリティの一つのセクションとしてMS、NMR、FACSを含む幅広い種類の大型共通分析装置を備え、研究者に対して高度な分析技術を提供しています。約40台に及ぶ先端的な分析装置は、様々な研究プロジェクトにおいて必要なデータの取得や解析に不可欠です。機器分析セクションでは、これらの装置を効果的かつ効率的に活用できるよう、専任のテクニカルスタッフが常駐しています。専任のテクニカルスタッフは、これらの装置の維持管理運営に尽力するだけでなく、研究者に対してトレーニングやコンサルテーションも提供しています。オペレーショントレーニングでは、装置の効果的な操作や最適な実験デザインについての指導が行われ、研究者が装置を最大限に活用できるようにサポートしています。また、コンサルテーションでは、研究プロジェクトに関する専門的なアドバイスや問題解決のサポートが提供され、研究者が実験や解析において迅速で正確な結果を得られるようになっています。さらに、日々のサポートでは、研究者が実験を円滑に進めるために必要な手助けやトラブルシューティングが行われています。これにより、研究者は自身のプロジェクトに集中し、最高水準の結果を達成できるようになっています。機器分析セクションは、高度な技術と専門知識を提供することで、OIST内外の研究者が革新的かつ有益な研究を推進するための基盤を築いています。